手技的には容易ですが、近視の戻りが一時的なものなのか、元々、高度近視で照射径を狭くして、ぎりぎりまで削っていないのか、不正乱視が無いのかを十分解析してからでないと、再手術をしたために、角膜拡張症になって、より高度の近視の戻りを引き起こすことがないとは言い切れません。
ともに眼軸が長くなるとともに、遠視が正視になり、近視になってゆきます。
遠視のままで止まれば、遠視になりますし、正視で落ち着けば、正視になります。
また、裸眼視力は上昇しても矯正視力が低下する可能性もあり、再手術には慎重であるべきと思います。
太古の昔は、獲物を捕る生活ですので、遠くが良く見えねばなりません。
それには、遠近視の進行はいつ止まるのか視の方が都合がよかったわけです。
ところが、1ヵ所に定住し、文字ができ、近くばかり見るようになると、年をとったときに近視の方が近くが見やすいものですから、近視に進巷には視力回復センターや眼筋マッサージなどの施設が多くあります。
これはとりもなおさず、眼精疲労やテクノストレス眼症、近視の増加が背景にあります。
よく聞かれる質問に、なぜ近視は進行するのですかという質問と、近視になる前に近くを見続けると毛様体筋が緊張し、調節緊張あるいは調節痙學の状態になります。
この場合は、遠くを見る刺激によりまた戻ります。
いわゆる学童近視とか仮進行が止まるのですか、という2つの質問があります。
病的な近視(先天的に眼軸長が長いために起こる軸性の近視)を除けば、近くを見る刺激により徐々に近視が進行します。
人間は生まれたときは必ず遠視です。
それが、成長と過ぎても近視は進行しますし、41歳以降で近視が発症することもあります。
社会生活がVDTをはじめとする近距離強制注視の時代になったからでしょうか。
治療法としては、調節の緊張をとるために、副交感神経である動眼神経が過緊張の状態になっているのをゆるめるために、トロピカミドと呼ばれる副交感神経をブロックする点眼を使用。
昼間これを点眼すると瞳が開いて眩しかったり、近くが見えにくくなります。
ですから、昼間近くを見る必要がなければ、これだけで治ります。
しかし、実際には仕事があったり勉強があったりで、昼間この目薬を使うことができませんので、夜間寝る前に点眼し、朝になったら瞳が戻っているという薬を使用します。
ですから、調節痙學のなりかけには効果がありますが、時間が経った場合には効果がありません。
効果があるかどうかを調べるにはサイプレジンという点眼で、1時間後に近視が減るかどうかを調べればわかります。
円錐角膜の場合は特殊なコンタクトを処方説明会や適応検査に参加される方は、いずれも眼鏡やコンタクトレンズで不快な思いをされて、何とか近視矯正手術によって、開放されたいと願っています。
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